ご葬儀の意味って?

ご葬儀とは、亡くなった方としっかりと向きあう場です。

大切な方を亡くしたときに営む「ご葬儀」。
ついこの間まで、一緒に過ごしていた方を失うということはとても寂しく、悲しいことです。

しかし、亡くなるということは、単なる「お別れ」ではないのです。

確かにこの世での人生は閉じられるのですが、亡くなるということはその時から「ほとけさま」として生まれ変わるということでもあります。

「ほとけさま」となられた方は、その瞬間から私たちに色々なことをお教えくださいます。

「人は必ず死ぬのだ」
「あなたは今、どう生きているか、自身にしっかりと問いなさい」

「死」というものが決して他人事ではない、自分の問題であるということにしっかりと向かいあい、故人のメッセージに耳を傾ける場がご葬儀であると私は考えます。

 

「悲しいけど、ありがとう」

お布施やご懇志の額ってどうなのよ?

覚円寺ではお布施、ご懇志の金額を決めてはいません。

主体となるのはお布施をされる側のみなさんです。

お布施やご懇志の額については、よく質問されることが多いんですよね。
確かに、はっきりとした金額をお示ししたほうが分かりやすくていい、親切だ、という考え方があるのは重々承知しています。金額を示しているお寺があるのも理解しています。
また昨今では、南米の地名のような、その昔仮面ライダーにもいたような名前の外資系会社の、金額を明示した僧侶派遣サービスが人気だとか。

しかし、本来お布施やご懇志というものは、何かのサービスを受けた「対価」としてあるものではありません。
あくまでも、そのお寺や本山を護持していくための、いわば「寄付」のようなものと考えていただきたいと私は思っています。
ですので、覚円寺では金額を示していません。
先代の住職がこう申しておりました。

「少なくても結構、多くても怒りませんよ。(笑)」

私は先代のこの考えを引き継ぎ、今に至っております。
金額の多少は阿弥陀様のおはたらきには何の影響もありませんから!

無理のない程度で結構ですよ。

お寺との付き合いかたがよく分からないんですが?

あまり難しく考えなくていいのではないかと思います。

初めてお寺とのご縁を結ばれるときって、

「なんか厳しそうな人が来るんじゃないだろか?」
「怒られたりするんじゃないだろか?」
「ややこしいこと(寄付とか?)を強制されたりするんじゃないだろか?」

なんて、色々不安なことをお考えになることもあるでしょう。
でも、お坊さんも普通の人です。特に浄土真宗のお坊さんは見た目からして
「フツー」
だったりします。(髪の毛がある人も多いし)

お寺との付き合いかたも、色々あっていいと思います。
実際、毎月のお参りに寄せていただいているご門徒さんもあれば、法事だけというお宅もありますし、「写偈」だけに来ていただいている方もおられます。
それぞれのご事情に合わせたかたちでいいのではないでしょうか。

また、わからないことは遠慮せずにどんどん質問されるのがいいと思います。

どういう形であれ、お寺とつながりを持っていただいて、仏教や浄土真宗の教えに親しんでいただくことが一番大切だと考えています。

あ、少なくとも覚円寺では、多額の寄付を強制したりいたしません!
ただし、寄付していただけるのであれば断りもいたしません!