令和3年度 春季彼岸会永代経法要のお知らせ

当院覚円寺では春季彼岸会永代経法要をお勤めいたします。

日時:
2021(令和3年)3月27日(土)
午後2時から4時半ころまで

講師:
浄土真宗本願寺派布教使
四条畷市・自然寺
加藤真悟師

当日は皆様と一緒に仏説阿弥陀経をお勤めし、ご講師の法話をお聞かせいただきます。
はるか2500年前にインドにお生まれになったお釈迦様の教えが、時代と距離を経て、いまここにいる私たちに届いてくださったよろこびと感謝。
そしてずっとこれからもこの教えがひろく伝わっていくことを願う法要です。

どなたでもお参りいただけますので、みなさまお誘いあわせのうえ、お気軽に覚円寺へお越しください。

3月度「写偈」開催のお知らせ

(Instagram始めました!「kakuenji」または「真宗木辺派覚円寺」「覚円寺」で検索!)

新型コロナウイルスの影響により、12月、1月、2月とお休みさせていただいていた「写偈~正信偈に親しむ~」ですが、大阪府の緊急事態宣言が解除されたことを受け、3月度より再開いたします!

もちろん感染対策として、消毒液の準備やソーシャルディスタンスの確保を行なったうえでの開催です。
参加いただく方にも、できる限りマスク着用のご協力をお願い致します。

15時からの住職プチ法話も再開です。久しぶりなので妙な緊張感がありますが、よろしければお聴きください。

なお、感染拡大状況によっては直前に中止せざるを得ない場合もあります。当サイト等で最新の状況をご確認のうえお越しください。

日時:令和3(2021)年3月21日(日)13時~17時
参加費:500円(前回来られて、用紙の続きをされる場合は300円)
持ち物:特に必要ありませんが、ご自身の筆を使われる方はお持ち下さい。

時間内でしたら、いつお越ししただいても、お帰りいただいてもOKです。
ただし、法話のあと参加者の方がすべて帰られるなど、その時の状況をみて終了時刻を早めることもございますので、どうぞご了承ください。

2月度「写偈」中止のお知らせ

2月21日に開催を予定しておりました「写偈~正信偈に親しむ~」ですが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、中止とさせていただくことにいたしました。

参加を予定されていた方には誠に申し訳ありませんが、どうぞご理解のほどお願い申し上げます。

3月度の写偈、ならびに春季彼岸会永代経につきましては、あらためて告知させていただきます。

合掌

令和3年2月12日
真宗木辺派覚円寺 住職高橋学真

報恩講(内勤め)ライブ配信のお知らせ

みなさま既にご存じのとおり、新型コロナウイルス対応の特別措置法に基づく緊急事態宣言の対象区域に、覚円寺のある大阪府も含まれることになりました。

そのため、残念ながら今年度の覚円寺の報恩講はご講師の法話を取りやめ、寺族のみの内勤めといたします。その代わりとして、当日のお勤めの様子をYoutubeライブ配信することにいたしました。

1月24日(日)午後2時から下記アドレスにて配信をいたします。https://youtu.be/GtF7lYKZImg

お勤めの内容は真宗木辺派の『正信念仏偈(中引)』の予定です。よろしければぜひ一緒にお勤めください。

初めてのことですので、当日は機器の不具合などでお見苦しい、お聞き苦しいことがあるかもしれません。どうかその際はご容赦ください。

どうぞよろしくお願いいたします。

1月度「写偈」・「報恩講」中止のお知らせ

本日政府より、新型コロナウイルス対応の特別措置法に基づく緊急事態宣言の対象区域に、大阪府を含む7府県を追加するとの発表がありました。

覚円寺としましては、この1月の「写偈」「報恩講」について、なんとか執り行うことができないか考えてまいりましたが、未だ収まらないこの感染拡大の状況を踏まえ、中止せざるを得ないとの判断をいたしました。
参加、お参りを予定されていた方には、本当に申し訳ないことですが、なにとぞご理解くださいますようお願い申し上げます。

報恩講につきましては、ご講師の法話は取りやめ、寺族のみの内参りといたします。なお、内参りの様子はライブ配信することを検討しております。配信の詳細については改めてFacebookページ、公式サイト等でお知らせさせていただきますので、よろしければご覧いただき、ともにお念仏いただければと存じます。

明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます!

昨年は行事の中止や変更を余儀なくされることもありましたが、本年もできることを精一杯してまいります。

みなさまどうぞよろしくお願いいたします。

季刊誌「一味」本山紹介文掲載

私が卒業した「行信教校」が発行する季刊誌「一味」2021年冬の号に、真宗木辺派本山錦織寺を紹介する文章を掲載させていただきました。

第一回は本山錦織寺がどのようにして興ったかについて書かせていただいております。

・お寺なのに毘沙門天がなぜまつられているのか?
・真宗の本山では珍しい阿弥陀如来「座像」が本尊である理由とは?

などもわかる内容になっております。

拙い文章ではありますが、よろしければご一読ください。https://www.gyousin.com/ichimi/

第二回(2021年春の号に掲載予定)では、錦織寺第4代・存覚上人から現代への流れについて書かせていただこうと考えています。

12月度写偈~正信偈に親しむ~ 中止のお知らせ

12月20日(日)に予定しておりました「12月度写偈~正信偈に親しむ~」ですが、新型コロナウイルスの全国的な感染拡大を受け、中止を余儀なくされてしまいました。

楽しみにされていた方には、本当に申し訳ないことであります。

しかしながら、人が一か所に集まり長時間過ごすという行事は、この状況下では開催すべきではないとの判断をいたしました。

みなさまどうかご了承ください。

次回は、年明け2021(令和3)年1月17日(日)に開催の予定です。

ただし、感染拡大状況によっては直前に中止とさせていただく可能性もあります。

この「真宗木辺派覚円寺」公式サイト、Facebookページ、Instagramなどで最新の状況を掲載いたします。どうぞご確認のうえ、ご参加ください。

11月度「写偈」を開催しました

11月29日、「写偈~正信偈に親しむ~」を開催させていただきました。

住職法話の内容は「曇鸞章」に入りました。
今回は曇鸞大師のエピソードについてお話しをさせていただきました。

曇鸞大師は中国南北朝時代に活躍されました。北朝・魏の方でしたが、その名声は南朝・梁にまで届き、梁の武帝が大師のことを「菩薩」として敬っておられました。

病気療養のため、江南で長生不死の神仙術を学びましたが、洛陽での菩提流支三蔵との出遇いによって、その書物を焼き捨て浄土教に帰依なさったというお話しです。

親鸞聖人は、大師が神仙術の書物を焼き捨てた、ということに深い感銘を受けられたそうです。

私たちは、ともすれば色々な教えのうわべだけを拾い、その真似事をすることを信心深い姿であると思いがちです。

しかし親鸞聖人は、浄土の教えは他の教えと一緒にしてはならない、命を懸けるべきものは二つあってはならないという、信仰に対する真剣さをこの伝承から感じ取られたのでしょう。

どこまで信仰に真剣になれているか、私自身に問われているように思います。

10月度「写偈」を開催しました

先日、10月度の写偈を開催させていただきました。

住職法話は、『正信偈』の天親菩薩章の最後のところです。天親菩薩は『浄土論』で「一心」ということを著わされました。

親鸞聖人は、この一心とは、ふた心なく、阿弥陀様だけにお任せし、阿弥陀様が仰るとおりにお念仏を称えさせていただくことであるとし、これこそが正しい信心であると明らかにされました。

今回は、その信心によって得られる利益について、
現在世での利益
未来世での利益

の二つがあることをお話しさせていただきました。

私たちは信心をいただいた今、その姿のまま、往生と成仏が決定した「現生正定聚」の位につかせていただける。

さらに、臨終と同時に浄土に往生すると、阿弥陀仏と全く同じ自他一如の仏となり、何の苦もなく、迷いの世界の衆生を自在に救済できるようになる。

この二つの利益が一心、すなわち正しい信心には具わっているいるのです。

今、私たちの存在は煩悩そのものでありますが、阿弥陀様から信心を賜り、私たち自身が仏となることは、一切衆生を救済することになっていくのです。