2024(令和6)年度お盆の夕べ

本年度も「福島区・お盆の夕べ」が開催されることになりました。

日時:
2024(令和6)年8月16日(金)
午後5時~8時

場所:
大阪市中央卸売市場 正面 川沿い
(大阪市福島区野田1-1)

浄土真宗ではお盆の間、ご先祖様の魂があの世からこの世界に帰ってきてくださる、という考えはありません。

なぜならば、ご先祖様は尊い仏様となり、私たちをいつどんな時も、どこにいても、途切れることなく私たちをすぐそばで教え導き、救ってくださっている、とされているからです。

いうならば、浄土真宗では365日、毎日がお盆のようなものですね。

ただ、私たちに常に「なむあみだぶつ」と、お念仏の教えに出遇わせてくださっている阿弥陀様、ご先祖様を偲び、自分のいのちのあり方、身近な人のいのちの大切さにしっかりと向きあうご縁として、お盆の行事はとても大切な慣習のひとつであるとも考えます。

そのため浄土真宗でも、各本山や寺院でお盆のお参りが盛大に行われます。

阿弥陀様、ご先祖様方のご恩に感謝し、私たち自身が今まさに救いの中にあることを喜ぶお参り、という意味で「歓喜会(かんぎえ)」と呼ぶことも多いです。

今年のお盆も、どうぞ阿弥陀様、ご先祖様の声に耳を傾け、いのちについてゆっくりと考える期間としてお過ごしください。

8月16日の「お盆の夕べ」では、福島区内の色々な宗派寺院僧侶による読経が行われます。

浄土真宗の僧侶である住職も参加いたします。よろしければ、ご一緒にお念仏いただく機会のひとつとして、お立ち寄りいただければと思います。

【開催】令和5年度福島区お盆の夕べ

本年度も「福島区お盆の夕べ」が開催されるとの連絡がありました。

2023(令和5)年8月16日(水)17時~20時

福島区野田1-1
大阪市中央卸売市場 正面川沿い

みなさんご存じのとおり、浄土真宗ではお盆に「迎え火・送り火」や「精霊流し」を行うことはありません。

しかしながら、古くから日本ではご先祖と向かい合う、お盆という文化を大切に過ごしてきました。

浄土真宗でも、いつもそばにいてくださっている、阿弥陀さま、先に仏さまになられたご先祖さま方の願いを、いつにもましてしっかりと聞き受けさせていただく機会として、お盆のおつとめを行います。

浄土真宗のご門徒のみなさんには、このお盆の期間、南無阿弥陀仏とお念仏を称え、阿弥陀さまの本願のおはたらきがわが身に届いていることをあらためて味わう、そのような過ごし方をしていただきたいです。

なお、お盆の夕べ当日は、福島区内寺院の色んな宗派のおつとめに遇うことができます。
(私も参加予定です)
普段聞きなれていないお経が聞ける機会でもありますので、散歩がてら、ぜひお寄りください。

8月ということで、夕方とはいえどもまだまだ暑いことが予想されます。
お越しの際は暑さ対策を十分になさってくださいね。